教育論というと、まず思い起こされるのが、シュタイナー教育。シュタイナー教育では、自由を尊ぶといわれている。
まずウィキペディア[シュタイナー教育]で関連を見てみたい。
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シュタイナー教育(しゅたいなーきょういく)とは、子安美知子がルドルフ・シュタイナーの人智学に基づく教育実践を紹介する際に用いた通称である。ルドルフ・シュタイナー自身が提唱した教育学は、ドイツ本国では一般にヴァルドルフ教育学と呼ばれている。
西ドイツに家族を伴って留学していた時に娘をヴァルドルフ学校に通わせた経験をもつ子安美知子が『ミュンヘンの小学生』という著作において「シュタイナー学校」という名称で日本に紹介した。1996年には、NHKの衛星第二放送の「素晴らしき地球の旅」という番組で本国のヴァルドルフ学校の様子が紹介された。以来日本国内では、この教育法は一種の理想教育のように喧伝されているが、近年ヨーロッパ圏ではさまざまな批判にさらされている。その反面、世界的には、ユネスコのプロジェクト校に指定されている学校も多い。
教育理論の特徴
七年期
シュタイナー教育では、人間の成長を7年おきにとらえる。
第1七年期(0〜7歳) - 意志の成長
第2七年期(7〜14歳) - 感情の成長
第3七年期(14〜21歳) - 思考の成長
従って、その成長過程に達していない子供を、次の段階に進めることを厳しく慎む。たとえば、第1七年期の子供に文字を教えることはもとより、文字に接することすらも避けさせる
4つの気質
こどもの気質を、胆汁質、多血質、粘液質、憂鬱質の4つに分けて理解する。
魂と身体
人間の魂から身体までを自我、アストラル体、エーテル体、肉体の4層に分けて理解する。
教育実践の特徴
すべて教育は芸術的に行われるべきであるとされる。たとえば、5という数を理解するために、星形の絵を描いたり、星形に歩いたりする。3の段のかけ算を理解するための予備として、3拍子に従って数字を数える。
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シュタイナーは、霊能力者としても名高く、アストラル体といった表現は、その辺りから来るのだろう。
日本にもいくつかシュタイナー教育を実践する学校があるようで、その学校のHPを覗いてみよう。
こちらは神奈川にある学校法人のシュタイナー学園。HPはこちら。
シュタイナー学園の教育というセクションには、次のように書いてある。
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自由への教育
シュタイナー教育は、確立された人間観に基づく一貫したカリキュラムを持っていますが、学校で子どもたちにシュタイナーの思想をそのまま教えることはありません。自然や世界への畏敬の気持ちは大切に育みます。しかし、シュタイナーの思想に限らず特定の世界観を子どもに教え込むことは避けます。理想や理念は「外から与えられる」ものではなく、成長した子どもたちが一人ひとりの内に育て、いのちを吹き込むものだからです。
子どもたちが、外側からの権威や価値にもたれかからずに、自分で考え、自分の感情を膨らませ、自分の意志を行動と結び付ける「自由」をもった大人になれるように育むこと。これが《自由への教育》です。
「芸術」としての授業
芸術科目だけではなく、あらゆる授業が音楽や動き、色彩の要素を取り入れた芸術的な時間となることを目指しています。子どもすべてが本来もっている芸術への衝動を育み、学びを心を動かす体験とすることで、血の通った知識を身につけます。
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芸術というのは、内面から湧き出るもので、外から強制されるものではない。したがって、自由と芸術というのは、ある意味、コラボレーションするものなのかもしれない。
興味深い教育論だ。
いずれにしろ、何の問題意識もなく画一的な教育というのもつまらないもので、個性を伸ばす挑戦的な教育は、面白い。